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株式会社NTジオテック中部

三重

「meet in」導入で建設業界のデジタルトランスフォーメーションを推進したい NTジオテック中部の導入事例

会社概要

事業内容
測量機器の販売、レンタル、修理
設立年月
2009年7月

お話を伺った方

第一営業グループ 測機事業部 グループリーダー 河村 聡 様

取材日 2021年6月2日

「meet in」導入で建設業界の
デジタルトランスフォーメーションを推進したい
NTジオテック中部の導入事例

株式会社NTジオテック中部(以下、NTジオテック中部)は、測量機器メーカーである株式会社ニコン・トリンブルの中部地区特約専門店として2009年に設立された。三重県四日市に本社を構え、測機事業部では、静岡、岐阜、福井、石川、富山、長野、三重の中部地区7県を担当する特約専門店として、測量機器の販売サポートをおこなっている。

NTジオテック中部の強みは、大手メーカーであるニコン・トリンブルとの強力なパートナーシップによって、ユーザーに最先端技術の提供を行っていることだ。建設業界全体のデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)に貢献することを目指しているという。

NTジオテック中部では、お客様からの問い合わせ対応や社外に向けた講習会などで「meet in」を活用している。今回はNTジオテック中部がどのように「meet in」を導入し、どのような成果に繋げたのかということについて、河村氏にお話を伺った。

課題は営業コストの削減 「meet in」は建設業界に最適なオンラインツールだと思った

――「meet in」導入の背景を教えてください。

河村氏:経営層から、社内のDX推進の一環としてオンラインツールを導入してほしいとの依頼を受けたことが、「meet in」導入の大きなきっかけでした。
建設業界はDXがまだ進んでおらず、お互いに対面でやりとりを進めることが基本の考え方としてあります。なんとか建設業界全体としても、「meet in」のようなオンラインツールが浸透していってほしいという気持ちがありました。

――「meet in」導入にあたって検討していたことや、期待していたことなどはありますか?

河村氏:弊社は、中部7県を回っているということもあって、どうしても従来の対面式営業では多くのコストがかかってしまいます。
これまで営業社員は、1週間のうち2泊3日や3泊4日というスケジュールで担当エリアに出向き、泊まりがけで多くの販売店さんを回って営業をおこなっていました。移動時間はもちろん、ガソリン代や宿泊代、出張手当などのコストもかかってしまうという問題がありました。

「meet in」には、こういった従来の営業で必要だったコスト削減の面で大きな期待をしていました。

「meet in」で頻繁に企業向け講習会を実施 従来参加できていなかった人にも発信できるように

――「meet in」の導入でどのような効果がありましたか?

河村氏:まずは、「meet in」を導入したことで、営業コストを大幅に抑えることができました。そのほかにも、企業向けのオンライン講習会を頻繁に開催できるようになりました。

以前は、取引先である企業担当者様を本社近くの会場に招いて100人規模の大きな講習会を実施していましたが、新型コロナウイルスの影響で大規模な講習会はできなくなっていたんです。
しかし、「meet in」を活用することで、静岡や岐阜、富山などにある取引企業様と月に2回ほどオンライン講習会を実施できるようになりました。わざわざ遠くまで足を運ぶことなく、講習会を受けられるということもあり、取引先企業様からも大変喜んでいただいています。

さらに、従来であれば講習会に参加できていなかった、営業事務スタッフの方々も講習会にご参加いただけるようになったのもよかった点です。オンラインでの講習会であれば、営業社員以外の方にもご参加いただけるというのは、業務をより円滑にするうえで非常に大きなメリットだと感じています。

――その他にも、「meet in」の導入で良かったことはありますか?

河村氏:お客様から、測量機器などの操作がわからないという問い合わせがあったときにも「meet in」を活用しています。画面共有をして「meet in」上で丁寧に説明を行った結果、お客様から非常に良い評価をもらったという事例もありました。
新規顧客の創出というよりは、既存のお客様へのサポートとして「meet in」を活用する機会が多いと思います。

事前準備が必要ない「meet in」 使い心地がとても良いと評判に

――「meet in」を使ってみていかがでしたか?

河村氏:他のオンラインツールも何度か使ったことがありますが、事前にアプリのインストールなどが必要な場合も多く、かなり不便だと感じることが多かったですね。

さらに、建設業界はDX化があまり進んでおらず、パソコン関係に苦手意識を持っている人もたくさんいます。お客様に活用してもらえなければ意味がないので、meet inのURLをポンっと送ることができる気軽さがとても良かったです。
また、「meet in」の資料共有の機能も非常に重宝しています。

――「meet in」を使っていて、お客様からの反応はどうでしたか?

河村氏:お客様からの評判は非常に良かったですね。事前準備なしで、もらったURLにアクセスするだけで簡単に繋ぐことができる点がとても好評でした。

その一方で、なかには「meet in」に対応していただけない方もいらっしゃいます。すぐにご対応していただくことは難しいかもしれませんが、徐々に多くの人に「meet in」を活用してもらえればと考えています。

部署内で「meet in」を積極的に活用して、社内全体に広げていきたい

――「meet in」に対する要望などはありますか?

河村氏:繋げる人数にも限りがあるため、現在は規模の小さい講習会を実施しています。しかし、将来的には「meet in」を活用して、数十人単位での講習会が開催したいと考えています。
今までは遠くてなかなか来られなかったような企業様にも、講習会に参加してもらえるようになると嬉しいですね。

――「meet in」を使って今後達成していきたい目標はありますか?

河村氏:「meet in」を活用した採用面接を実施したいと考えています。社内のDXを推進する上でも、「meet in」を活用した採用面接は非常に有効な活用方法だと考えています。

そのほかにも、弊社ではドローンに関する教室を開催しています。ドローンの使い方や操作方法などのアフターフォローにも「meet in」が活用できるのではないかと期待しています。

今後、社内にも「meet in」を使う文化を根付かせていきたいと考えていますので、まずは部署内で積極的に活用していきたいですね。

――最後に「meet in」の導入を検討されている方にアドバイスをお願いします

河村氏:新たな手段を導入することに対して、手間がかかってしまうと二の足を踏んでしまうこともあると思います。しかし、「meet in」は比較的手がかからないツールだと感じる部分が大きいです。

建設業界だけではなく、世の中の環境変化が急激で、なかなかついていけていないと感じている人も多いと思います。しかし、そのような状況の中でも一歩踏み出してみることで、課題解決につながることはあると思います。

一歩踏み出すきっかけとして、社内や業界のDXを推進するうえでも、「meet in」の導入は大変おすすめです。

――ありがとうございました。

<取材・文・写真= 株式会社センターグローブ

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