第一弾! ガルーダシップ大前代表×meet in齋藤による対談
会社概要
- 事業内容
- イベントパートナー、ビジュアルデザイン事業
- 設立年月
- 1987年4月
お話を伺った方
株式会社ガルーダシップ 代表取締役 大前 卓満 様
取材日 2020年10月20日
オンライン化が進んでも「人の温もりを大切にする」という思いを根幹に持つ
イベント会場の空間装飾企画から設計製作、当日の運営やアフターフォローまでを手がける株式会社ガルーダシップ。
展示ブースをどのようにしたら良いのか分からない、イベント直前に物品が足りなくなった、会場準備や運営に人手が足りなくなったなど、イベントに関するさまざまな困りごとに対応している。
年間1,500件の実績がある同社では、問い合わせ対応や打ち合わせに「meet in」を導入している。
今回は株式会社ガルーダシップの代表取締役大前卓満氏と、株式会社meet in代表の齋藤正秋が対談。
「meet in」というツールの魅力と、それぞれの企業が目指す今後の姿を大いに語ってもらった。
大前氏:この対談に合わせて、会社の倉庫を使い、7日間かけてセットを組みました。
齋藤氏:本当に豪華ですね、ありがとうございます!
大前氏:衣装も今日に合わせて用意しました。京都はレンタル衣装屋さんが多いんですけど、コロナの影響で外国人観光客が来られないので困っていて。今年の春に新作で出たものが誰にも使われることがなかったとのことで、昨日借りてきました!
齋藤氏:とても似合っていますね〜。今日は色々とお話させて頂ければと思います、よろしくお願いいたします。
便利なオンラインツール「meet in」。根底にあるのは「人を助けたい」という思い
――まず「meet in」は日頃からどういった思いで取り組んでいるのか。
また、発足の経緯を含め、改めてお聞かせください。
齋藤氏:社会に貢献するという思いで、社員一同業務に取り組んでいます。売上の向上はもちろん大事なんですけど、一番大事なのは困っている人を助けたいという思い。その思いの結果生まれたのが、異なる地域にいてもコミュニケーションが取れるオンラインツール「meet in」です。
もともと「meet in」は、社内ツールとして開発・使用をし始めたところからスタートしています。グループ会社では、2500名弱の在宅ワーカーさんがいらっしゃいます。主に、待機児童を抱えていて働きたいけど働けないママさんをはじめ、障害をお持ちの方など、さまざまな事情によって外で働けない方がほとんどです。その在宅ワーカーの皆さんとのコミュニケーション用ツールとして、開発・使用しています。meet inを開発・使用する前までは、他社ツールも使用していました。ただ、アプリのインストール方法が分からず使用出来ない、パスワードが分からなくなってしまった、英語表記で何が書いてあるのか理解出来ないとトラブルが続出してしまって…そんなこともあって、インストール不要でワンクリックで接続が出来るオンラインツールmeet inが誕生しました。そこから、商談や面接、打ち合わせ用のツールとして、延べ2400社の企業様にご導入いただいております。昨今の新型コロナウイルス感染拡大に関しましても、より多くの方にご活用いただいております。
「meet in」導入のきっかけは齋藤さんのファンになったから
――大前社長は実際にどういった経緯で利用を始めたのでしょうか?
大前氏:ビデオチャットやオンラインツールに関する知識があまりなかったので、一度、オンラインツールに関する営業を受けてみようと思ったんです。で、その時の担当が齋藤さんだったんですよ。
そこで齋藤さんとオンラインでお話をさせていただいてから、すっかり齋藤さんのファンになっちゃって。こんな良い方が勧めるツールなのだから…という期待が、導入のきっかけでしたね。
というのも、弊社は「お客様にファンになってもらおう」という考えがあって、私もスタッフもお客様に会社のファンになってもらうことで、良好な関係が築けると思っています。
そういった点では、私が齋藤さんのファンになったことで、良好な関係が生まれたと思いますね。
「meet in」導入によって広がった縁。直感的に使いやすいシステムは今後もっと伸びると思う
――活用シーンや、便利だと感じた機能はありますか?
大前氏:「meet in」を導入する前は、東京をはじめ各地への出張が月に1回ほどあって、出張費が発生していました。ですが、オンラインツールを活用しはじめたことで、出張の費用も時間も削減できたんです。今後も仕事の幅が広がっていくんじゃないかなと思っています。
齋藤氏:そういえば大前さんは最初の時点で、私が何も説明していないのに全ての機能を直感的に使いこなしていましたよね。
大前氏:「meet in」はURLをクリックするだけで参加できますし、誰でも使いやすいですからね。この機能は他社サービスにはない、ありがたい点です。
あと、お客様と直接会って打ち合わせをする際は、自分のPCやタブレットを見せながら解説していましたが、「meet in」ならオンラインであっても画面共有によって資料を共有できるので助かっています。「meet in」にはこれだけ便利な機能が備わっているので、今後もっと伸びて欲しいと思っています。
齋藤氏:ありがとうございます!
大前氏:また「meet in」はとくに、関東一帯のお客様との打ち合わせで活用しています。関東のお客様の場合、これまではオンラインの打ち合わせをお願いするとお断りされることが多かったんです。でも今はコロナウイルスの影響で、関東のお客様との打ち合わせはオンラインがメインになっています。どのような状況下でも遠方の方とやりとりできるのは、非常にありがたいです。
そして何より、導入して良かったと思う点は齋藤さんと仲良くなれたということですね。我々、ミート(肉)イン会していますからね!
齋藤氏:そうなんですよ、本当にお肉を食べるミートイン、 お肉の会をしているんですよ。もうすでに3回は食べましたね。
こういうのは重要で、そういった関わり方をしたい会社であり、そういったファンの皆様を大切にしていきたい会社でもある。そこに大前社長も共感していただいたんです。今日もミートインできるんじゃないかなという思いで京都に来ました(笑)
使う人を選ばない「meet in」。コミュニケーションツール以上の機能を期待したい
――「meet in」はどんな人におすすめのツールでしょうか?
大前氏:「meet in」は冗談抜きで、どんな人にもおすすめできるツールです。携帯電話と一緒で誰でも便利に使えるので、人を選ばない使いやすいツールでしょう。個人的な要望としては、会議などで課題が出た際に、内容を察知して解決に結びつきそうな関連企業や広告などを表示するAIなどがあると良いなと思っています。
たとえば、商談でお客様と「meet in」でお話するのと、社内の会議で使うのとを入り口で分ける。そうして社内で会議しているとき、その会議の内容に応じて「meet in」のユーザーである企業の案内や広告がバナー上に出てくると嬉しいですね。
会議で出た「こういう所が課題だよね」という会話をAIが拾って、課題の解決が可能な「meet in」を使用している会社の情報を提案してくれて、商談につなげられるといった感じです。
齋藤氏:それは面白いですね!
大前氏: 最近スマートフォンで広告出てくるじゃないですか。たまに、こちらの会話を聞いているんじゃないかなと思うほどのタイミングで広告が出てくることがあって。この前も、会社の子にあるブランドの新しいクラブ買いなよって話をしていたら、1回も検索したことないゴルフブランドの広告が出てきたんですよ。
齋藤氏:私も運転中、自動車メーカーの話をしていたら、その日からそのメーカーの広告が出るようになりました。
大前氏: 「meet in」で広告を表示する場合は、誰にでも表示するのではなくて、広告を表示するかどうか選択できるステップがあって、【表示する】を選択したら表示できるようになるというのもよいですね。
2020年は2021年に向けた充電期間。今後も今日のように、直接会うアナログな繋がりを大切にしていきたい
――今後はどのように事業を展開されていく予定ですか?
大前氏:2020年は東京オリンピックが予定されていたため、イベント業界は西日本であっても仕事がたくさんあるはずでした。1、2月は仕事も順調だったんですが、途端コロナウイルスの影響でイベントが軒並み中止になってしまい……。
そのため2020年は充電期間と捉えて、2021年に向けた組織作りを行っています。
齋藤氏:充電期間中に取り組んでいたこと、何か言える範囲でございますか?
大前氏:ゴルフスイングの改良をしました(笑)。それは冗談ですけれど、クオリティアップのため勉強会や技術向上のための講習会を行ったりして過ごしています。
――では「meet in」としての今後の展望はいかがでしょうか?
齋藤氏:多くの人にとってより有益なツールになっていくことはもちろんなのですが、デジタル化やIT化が先行しすぎると、人と会うことで得られる温もりだとか大切な部分を失ってしまうとも考えています。
そもそも、全てオンラインで解決して全く人と会わないというスタイルは、日本の文化に合わないのではないでしょうか。よって人と直接会うことと、それによって得られることの大切さを根幹に持っておきながら、働きたいけど働けない方々の可能性を広げていくことを実施していきたいなと思います。
ソーシャルディスタンスを保ちながら、今日のように対談させていただくなど、そういうことを今後もやっていきたいですね。
便利なオンラインツールでありつつ、アナログな部分での人との繋がりとか、人の縁が繋がっていくようなサービスを今後も提供していきたいです。
――ありがとうございました。
齋藤氏:今日はありがとうございました。来た甲斐がありました。
大前氏:京都駅までも遠くて、さらに京都駅から遠いのにわざわざありがとうございます。
齋藤氏:確かに駅から山のほうに30分以上はかかりましたね(笑)
今日は本当いろいろなお話が聞けて良かったです。大前さんのお気持ちに今後もお答えしたいですし、アイディアもいただきましたので 参考にさせていただきたいと思います。
大前氏:今後ともよろしくお願いします。
■対談場所:株式会社ガルーダシップ
京都府京都市左京区静市静原町855番地8静原倉庫
静市倉庫内ブースショールーム
■衣装協力:着物レンタル ぎおん 錦
<取材・文・写真= 株式会社センターグローブ>
※政府・自治体・展示会業界のガイドラインに基づいた感染拡大防止策を徹底し実施しております。
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