ブレイン・サプライグループ(株式会社ブレイン・サプライ)
会社概要
- 事業内容
- 企業リスクマネジメントコンサルティング事業
- 設立年月
- 2009年5月
お話を伺った方
代表取締役社長 岡 弘己 様
取材日 2020年10月6日
これからのビジネスに必須なオンラインツール。
セキュリティで選んだら「meet in」にたどり着いた。
ブレイン・サプライの導入事例
全国各地の中堅・中小企業が抱える、社内の様々なトラブルを未然に防止する、リスクマネジメントコンサルティングに取り組んでいるブレイン・サプライグループ。
同社は、「meet in」を導入し、交通費の大幅削減に成功している。今回は代表取締役社長 岡 弘己氏に「meet in」導入の経緯と成果、さらに今後の展望について語ってもらった。
URLをクリックするだけでアクセスできることに。全国の中堅・中小企業の社長が感動
――「meet in」を導入した経緯を教えてください。
岡氏:私はもともと損害保険会社の企業営業部門と企業コンサルティング部門に所属していて、2008年に独立し、当社を設立しました。
コンサルティング会社として、保険会社ではできない「かゆいところに手が届く」リスクマネジメントコンサルを、全国各地に点在している中堅・中小企業にお届けすることを目標にしております。
創業当時、私もまだ40代でしたので、飛行機や新幹線で年間300日位は、全国行脚をしていましたが、50代後半を迎え、体力的にも限界を感じるようになると同時に、社員からも在宅勤務をしたいという要望が出てきました。そこで、オンラインツールを検討したのですが、どれも帯に短し襷に長しという感じで、しっくりとくるものはありませんでした。
そうした矢先、「meet in」のプレゼンを受けたんです。URLだけで簡単にアクセスできるし、資料共有や他社システムにはないホワイトボードの機能に感動し、2019年9月に導入を決めました。
実際に使ってみると、お客様のスマホにURLを送って、クリックしてもらえば参加できるというシンプルな作りに、全国の中堅・中小企業の社長が「こんなに簡単にできるんだ」と目から鱗のような顔をして感動している画面を、何度も見ました。こうして、「meet in」でのオンラインコンサルは、順調に滑り出しました。
約500万円の交通費削減。双方共ホームで話ができる安心感は生産性の高い会話につながる
――「meet in」は、どのように活用していますか?
岡氏:私と一部の社員が「meet in」を使い始めて半年ほどが経過した2020年2月、当社が入居しているビルの他のテナントからコロナウイルス感染者が出ました。これを受けて当社は、全社員の在宅勤務を決断し、全員が「meet in」を活用して業務を行うことになりました。
当社の顧客の大半は私が開拓しクロージングしていますので、私が訪問しないと各社とも「岡さん、どうしてる?」と担当社員に質問します。そうした質問に応えるように、「お久しぶりです。彼に一任していますので、よろしくお願いします」と「meet in」でミーティングに顔を出すことができるようになりました。
また、北海道に居ながら、九州のミーティングへ参加したこともあります。直接お客様とミーティングするだけではなく、全国各地から社員の営業サポートもできることで、お客様満足度も、より一層高めることができましたね。
――「meet in」導入後の変化や成果をお聞かせください。
岡氏:社員全員に導入してから半年余りで500万円程度の交通費が削減できました。
当社は毎年2,000万円程度の交通費がかかっていたので、約半分程度になったというイメージです。もちろん、移動時間も大幅に削減できました。
さらに、当社もお客様も「ホーム」でお話ができる良さに気がつきました。野球でもそうですが、ホームで戦うと、大抵強いですよね。応援もありますし、余計な緊張もしていない。リラックスしていますから。だから、オンラインツールで、自社のオフィスで話ができると、お互いに生産性の高い会話ができるのですね。
そして、そのまま日常業務にすぐ移行できます。これは、「meet in」に限らないことですが、経費や時間という「見える」効果とは別に、「見えない」効果として、私自身が体感したことです。
セキュリティ診断で「meet in」の安全性を再認識できた
――「meet in」を活用する可能性をお聞かせください。
岡氏:当グループは、コンサルティング事業だけでなく、社会保険労務士の事業も行っています。社会保険労務士は、マイナンバーを含む個人情報や企業の機密情報を取り扱います。こうした情報の漏洩や不正アクセスを防止するために、当社は専門家のセキュリティ診断を受け、強力なセキュリティソフトや社員全員のログを管理できるソフトを導入しました。
このセキュリティ診断の中で、ピアツーピアで接続する「meet in」の安全性を再認識することができました。当社では、他社のウェビナーを受ける時と自社がWebによるセミナー用に他社システムも活用しているのですが、セキュリティ面では少々不安が残ってしまい…。
「meet in」も今後、1,000人までのウェビナーができるバージョンアップを予定しているそうです。その際には他社システムから「meet in」に切り替えていきたいと思います。
――今後導入される企業様に向けたメッセージをお願いします。
岡氏:多くの情報がブラウザを通じて、第三者に漏洩し、悪意のある不正アクセスにさらされています。こうしたリスクは、大手企業だけではなく、中堅・中小企業も同様かそれ以上に高まっているといえるでしょう。
オンラインツールは、コロナウイルス感染拡大で一気に注目を集めました。この動きは今後も高まっていくと思います。その際には、ぜひセキュリティレベルの高い「meet in」の活用がおすすめです。
中堅・中小企業のITリテラシーを高め、コンサルの質を向上していきたい
――今後の御社の展望を教えてください。
岡氏:今後、当社は「meet in」でのオンラインコンサルを広げていくために、タブレットを月額5,000円程度で顧客企業に配布する事業を計画しています。
「こっちに来てほしい」という、地方の社長が多いのですが、「meet in」ですぐにオンラインで打ち合わせができるということを、渡したタブレットで実感してほしいのですね。こうした取り組みを通じて、地方の中堅・中小企業のITリテラシーを高め、「かゆいところに手が届く」コンサルを追求していきます。
――ありがとうございました。
<取材・文・写真= 株式会社センターグローブ>
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