株式会社山岸製作所
会社概要
- 事業内容
- オフィス内装コンサルティング
- 設立年月
- 1963年2月
お話を伺った方
代表取締役 山岸 晋作 様
操作が簡単なうえに資料共有もできる
快適な働き方に関するコンサルティングを行なう山岸製作所の導入事例
自社オフィスをショールームとして活用し、快適な働き方に関するコンサルティングを行なう株式会社山岸製作所。
インテリアとオフィスの家具の販売を中心に、「モノ売り」から「コト売り」への転身を図る同社は「meet in」を導入することによって先進的な働き方改革を実現。
その取り組みは多くの顧客企業から注目されている。
今回は代表取締役社長、山岸 晋作氏に「meet in」導入の経緯と成果、さらに今後の展望について語ってもらった。
ホームページから簡単アクセス お客様の名前を冠したルームも好評でオンライン商談をスムーズにスタート
――「meet in」を導入した経緯を教えてください。
山岸氏:当社は昭和11年創業の家具販売会社です。
近年は政府が進める働き方改革をチャンスにとらえ、働き方を最適化できるオフィス空間を提案するコンサルティング事業にも取り組んでいます。
その一環として3年前に自社のオフィスを全面改装し、新時代の働き方をお客様にプレゼンテーションするショールーム「リシェーナ」を開設。
これまでに650社、1400名が見学くださいました。
「リシェーナ」では、社内外のコミュニケーションを活発化するために、フリーアドレスやモバイル機器、クラウドを導入し、勤怠管理などもオンラインで行っています。
そんな当社が「meet in」を導入した理由は、私が参加した2019年秋開催のオンライン会議がきっかけです。
この会議で使用されていたのが「meet in」で、そこで私は初めて「meet in」を使ったのですが、簡単にアクセスできることに感動しましたね。
その後、コロナウイルス感染拡大が本格化したことを受けて、他社のツールを導入してみましたが、「meet in」のセミナーで、資料の共有やダウンロードなどの商談機能が充実していることを知り、お客様対応のためのオンライン会議システムとして導入することにしました。
当社では、ホームページの右上に「meet in」コーナーを配置し、そこからお客様の名前のルームに入っていただくように工夫を凝らすことで、お客様との商談を円滑に進めています。
――「meet in」は、どのように活用していますか?
山岸氏:家具の販売会社では、お客様から販売した家具の修理やクリーニングなどの相談を受けることがあります。
たとえば、あるお客様から、革製のソファーのクリーニングの見積もり依頼を受けたとします。これまでは、私と職人さんとお客様で時間調整をしてお客様宅を訪問して実物を確認し、帰社してから見積書を送っていました。
ですが「meet in」を導入したことで、お客様はスマホから当社のホームページの「meet in」コーナーからルームにアクセス。
カメラでソファーを映してもらい、3者が別々の場所にいながら、その場で対象の家具を確認して見積もりを作成することができるようになりました。
「meet in」はスマホでもつながるので、すぐに繋げる機動性があります。
そのおかげで3・4日かかっていた仕事が、わずか半日で終了しました。
同行営業が容易になり、「meet in」によって1.5倍の契約確度が得られた
――「meet in」導入後の変化や成果をお聞かせください。
山岸氏:ホームページに「meet in」コーナーを設置したのは、比較的新しいものを積極的に取り入れる石川県の県民性への配慮からです。
使い方さえわかれば使ってもらえると思いました。
みなさん実際に使ってみると違和感なく受け入れてくれていますね。
オンライン会議を面倒と感じているお客様であっても、オンラインでの打ち合わせに参加してくれますし。
また、本社オフィスで「meet in」を使って営業している社員に、私が同行営業することができるようになりました。社員とともに、「meet in」の画面上で挨拶すると、契約の確度が1.5倍になります。
こうした同行営業が簡単にできるのも、「meet in」の強みです。
あとは、交通費や訪問のための時間の削減を含め、業務の効率化に大きく貢献していると実感しています。
簡単に商談が開始できますし、資料や見積を商談と合わせて共有できるのも魅力ですね。
当社が進めるオフィス空間のコンサルティング事業では、顧客企業のトップが商談相手になることが大半です。商談終了後、「山岸君、これはどこで買うことができるのかね?」という質問を受けることがありました。何度か「meet in」でのオンライン商談を体験すると、「meet in」のファンになる社長が増えています。これも、当社の受注拡大に貢献しています。
面接官と学生側の相互にメリットがある 採用面接にも「meet in」の導入を検討
――商談以外で、今後「meet in」を活用する可能性をお聞かせください。
山岸氏:新卒採用にも「meet in」を活用しようと考えています。
これまでは、20~30名の学生を集めた合同会社説明会を「Zoom」で開催し、「リシェーナ」のライブ配信をした後、個別の面接は、本社に来てもらって、私が対面で何度か面接して内定を出していました。
それが今後は、最終面接を除く個別の面接は、「meet in」に置き換えていこうと計画しています。
ピアツーピアで資料の受け渡しも簡単にできる「meet in」を使った方が効率的なのです。
学生側も、交通費とか節約できますので、お互いにWIN-WINの効果が出てくると期待しています。
――今後導入される企業様に向けたメッセージをお願いします。
山岸氏:「meet in」に限らず、新しいことに挑戦するというのは、どんなことでも勇気のいることです。そして、新たな取り組みがすぐに成果が出るわけではありません。
ですから、最初の一歩を踏み出すことが重要なのです。
躊躇せずに、トライ&エラーで習うより慣れること。
使ってみて考える。その精神で、テスト導入してみることをおすすめします。
働くママさんのために開発された「meet in」 潜在的な働く力を引き出す開発理念に共感
――今後の御社の展望を教えてください。
山岸氏:私が「meet in」の導入を決めたのは、参加した会議で使いやすさに感動したからだけではありません。
「meet in」の機能が、従来では働くことができない在宅ワークのママさんのために開発されたツールであるというコンセプトに共感したからでもあります。
「meet in」には、潜在的な働く力を引き出すという開発理念が脈々と流れているから、機能も充実しているのです。
当社も、「meet in」をまだまだ十分に活用できていないので、徐々にではありますが、全社的に「meet in」の利用頻度の拡大を進めていきます。
それが、当社の潜在的な力を引き出してくれると信じているからです。
――ありがとうございました。
<取材・文・写真= 株式会社センターグローブ>
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