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株式会社金沢シール

石川

コロナ禍での業務効率化に成功 生きた商品づくりにこだわる金沢シールの導入事例

会社概要

事業内容
紙媒体印刷・販売事業
設立年月
1963年(昭和38年)10月1日

お話を伺った方

■常務取締役営業本部長 岡田 貴司 様   ■企画開発部製品企画課 木下 靖 様    ■企画開発部企画開発室 舛田 侑也 様

取材日 2020年9月18日

コロナ禍での業務効率化に成功 生きた商品づくりにこだわる金沢シールの導入事例

株式会社金沢シールは、医薬品をはじめ、食品、日用品、電気電子など幅広いシールラベルを取り扱っている。
昭和10年の創業以来、「生きた商品づくり」を理念に掲げ、品質にこだわったものづくりを行なっている同社は、お客様の課題解決サービスにも取り組んでいる。

そして、お客様の課題解決サービスのために「meet in」を導入
今回は株式会社金沢シールがどのように「meet in」を導入し、どのような成果に繋げたのかを、常務取締役営業本部長 岡田 貴司氏、企画開発部 木下 靖氏、舛田 侑也氏にお話を伺った。

「meet in」導入のきっかけは新型コロナウイルスによって従来の訪問営業が難しくなってきたため

――「meet in」導入背景や、導入前に抱えていた課題はどんな事ですか?

岡田氏:今年の3月時点で新型コロナウイルスが長期化すると感じ、このままでは私たちの営業活動ができなくなるという危機感を覚えました。
従来のようにお客様への訪問ができなくなり、課題を解決するための現場立ち入りも制限されるだろうと。そこを代替する手段として、オンラインツールが必要と考えました。

また、新型コロナの影響によって激変する社会を迎えるにあたり、営業活動の継続はさることながら、質を高めていかないことには競争に勝ち残っていけなくなるとも考えました。
そういった質を高めるツール、プラス生産性を高めるという点でも、オンラインというものが一つのキーになるのではないかということで、導入を検討しました。

――「meet in」導入前に期待していたことはありますか?

岡田氏:オンラインツールを使って、営業活動の質を高めることを期待していました。

● どのお客様に、どのような価値(メリット)を提供するのか
● 対面営業との使い分けをどうするか
● お客様のストレスやデメリットを、どうやって解消するのか

上記の内容を2~3週間かけて社内で徹底的に話し合いました。その上で、さまざまな他社比較を経た結果「meet in」を選びました。

木下氏:他社と使い比べて比較検討する中で、別のソフトだとダウンロードしてもらう手間や、事前にIDを入れるなどの前準備が必要な点が、お客様にとって敷居が高くなってしまうと感じました。

その敷居の高さをいかに低くして行くかという点が、使いやすさのポイントになると思い、そういう意味で「meet in 」は簡単で分かりやすい。そこが一番良かったなと思いました。

使いやすさ、手軽さ、そしてコミュニケーションの取りやすさ

――「meet in」の導入でどのような効果がありましたか。

岡田氏:コロナ禍で移動制限があるなかでも、お客様の新商品の立上げや、課題解決のための打ち合わせを進めることができたことが良かったです。

新商品の企画提案を行ったときは、画面上でどうしても伝わらない、風合いや匂いみたいなものは、先にお客様に製品をお送りして、お互いに現物を見ながら、そして資料を映しながらコミュニケーションを取れたことが非常に助かりました。

また、納入したラベル貼り機の生産性を向上するために、パートナー企業様(機械メーカー)にも加わってもらって、動画を見ながらスムーズな打ち合わせが行えました。

木下氏:お客様からも使いやすいと言っていただけます。接続がしやすく、インストールをする必要がないので便利だねというお声もありましたね。

お客様に対してマルチに対応できる所が「meet in」の魅力

――――「meet in」を使用した上で感じた魅力はありますか

舛田氏:我々はチームで、お客様の課題解決と向き合っています。
お客様に収めたラベル、なかでも瓶に貼ったラベルが剥がれてくるというお困り事があった際、下記のように原因を探ります。

● のりが弱いから剥がれるのか
● 瓶が結露してしまう環境にあって剥がれるのか

お客様の状況に合わせて原因を探り、改善の提案をさせていただくのです。
シールを売って終わりではなくて、その後のサポートをしています。

岡田氏:そのチームで取り組むという点で、営業マンは営業所にいて、課題解決チームは本社にいて、お客様は別の場所にいる。
それぞれが離れた場所にいる中で、コミュニケーションをとる必要がありました。

木下氏:お互いが離れている場所で、同時に会話ができる。お客様に対してマルチに対応することができるのは、オンラインならではのメリットです。

使い始めてわかったのは、対面でもオンラインでも、お客様にとっての価値は変わらないということ。そう考えたとき、デザインの打ち合わせはデザイナーと、課題の打ち合わせは課題解決チームと、訪問しなくても直接打ち合わせができるのは魅力です。それがお客様の価値にもつながると感じました。

時間の効率化が変化として現れている。「meet in」を使った新しい価値を見つけていきたい

――「meet in」導入による変化は数字にも現れていますか?

岡田氏:まだ使い始めて2ヶ月ですが、遠方のお客様だと訪問に半日以上かかることもありますので、移動時間や交通費の削減にはつながっていると思います。

――では逆に「meet in」を使用して見えてきた課題はありますか。

木下氏:実際にお客様とオンラインで繋がった際に、接続が悪かったりするとあたふたしてしまうので、事前にテストなどができる仕組みがあったらいいなと思います。

――今後の展望をお聞かせください。

岡田氏:お客様に手軽にご利用いただくため、当社ホームページに「meet in」の入口を設けました。
当社はシールラベル専業メーカーとして成長してきましたが、4年前から“お客様の商品企画から商品が出来上がるまで、またその生産ラインの永久的サポートまで”に事業範囲を拡げ、新たな価値の創造に取り組んでいます。「meet in」の入口をショールーム化することで、私たちの活動をより多くのお客様に知っていただければと思っています。

また現在は、既存のお客様、遠方のお客様を中心に活用していますが、今後は新規のお客様にも範囲を広げていければと思っています。

お客様にどんなメリットをもたらせるか。そこを重視してオンライン営業の価値を高めていきたい

――最後に「meet in」の導入を検討されている方にアドバイスをお願いします

岡田氏:「meet in」はコストパフォーマンスに優れ、移動時間や交通費といった点でのメリットは感じられると思います。
ですが一番は「これを使って何をするのか、どう進めるのか、そして何よりお客様にどんなメリットをもたらせるか」を念頭に置くことが大切だと思っています。

今後「meet in」ユーザーの仲間が増え、そのネットワーク内でお互いに事例や取り組みを学び合って「meet in」を活用した新たな価値を共に創っていければいいなと願っています。

――ありがとうございました。

<取材・文・写真= 株式会社センターグローブ

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