株式会社プライムセキュリティー
会社概要
- 事業内容
- セキュリティー関連機器の開発・製造・販売・施工・保守
お話を伺った方
執行役員 永田寛様
取材日 2021年12月21日
打ち合わせ時間の短縮&新規顧客アプローチ件数が
20%増に成功 プライムセキュリティーの導入事例
入退出管理機器などのセキュリティー商品を展開する株式会社プライムセキュリティーは、システム全体の構築から、機器の販売、施工までをトータルでサポートしている。横浜市・大阪市・札幌市に拠点を構え、2011年の創業以来、国内外の企業へセキュリティーシステムを導入してきた。
入退出を管理するカードリーダーなど約50種類の機器を取り扱っており、そのうち半分ほどがオリジナル商材である。「メーカーとして独自性のある商品を届けられることと、販売会社としてお客様のニーズに合った最適なシステム提案ができることが強み」と話すのは、執行役員の永田氏。
商談や打ち合わせ、商品説明に利用するために「meet in」を導入したという永田氏に、活用方法や、導入により得られた効果について伺った。
「meet in」の充実した資料共有機能が導入の決め手
――「meet in」導入の背景を教えてください。
永田氏:セキュリティーシステムを導入する際、多くの場合はプランニングから機器の販売、施工までをセットで行います。電気や空調関係など多くの業者と協力して進めていく必要があるため、打ち合わせがものすごく複雑で回数も多いです。
新型流行性ウイルスの影響で在宅勤務の企業が増えたことも加え、対面での打ち合わせの場合、全員揃っての実施が中々難しい状況でした。またオンラインで実施するにあたり、グループ通話や他のオンラインツールの利用も検討しましたが、資料を共有しにくいなどの問題でスムーズに進行することが難しかったのです。
利便性の高いツールを探していたところ、知り合いから「meet in」を紹介されました。
――「meet in」導入の決め手は何でしたか?
永田氏:一番の決め手となったのは、資料共有の機能が充実していることです。弊社の会議は、図面を確認しながら進めます。図面の内容を言葉だけで伝えるのは非常に難しく、ポインターや書き込み機能を使いながらの解説でないと相手に伝わりにくいのです。
「meet in」の機能の特徴として、資料への書き込みや修正を参加者全員で行えます。たとえば、こちらからの書き込みが間違っていた場合、会議に参加している他の方からすぐに修正してもらえます。この機能により、複雑な説明を短時間で理解していただけるようになり、ミーティングの時間を半分ほどに短縮できました。
また、URLをクリックするだけで入室できる点もとても便利だと感じています。あらかじめ複数のURLを作っておいて、まずは全体ミーティングを行ったのちに電気関係はこっち、空調関係はこっちにと振り分けが出来ます。なおかつそのルーム間を自由に飛び回ることができる。その都度招待する必要がある他ツールでは、このような使い方は難しいでしょう。
効率化出来た時間は新規お客様へのアプローチに活用
――「meet in」の導入でどのような効果がありましたか?
永田氏:現在は、セキュリティーシステム導入までの打ち合わせや、エンドユーザーへの機器の操作説明など、さまざまなシーンで「meet in」を活用しています。
今まで直接お客様のところへ訪問し打ち合わせしていましたが、それをmeet inで実施しました。1回あたりの打ち合わせ時間を50%短縮することができ、また移動時間や交通費も大幅に削減することができました。meet inを使って削減できた時間を新規お客様へのアプローチ時間に活用したところ、アプローチ件数がmeet in導入前と比較して20%ほど増え、案件1件あたりにかかる経費も大幅に下がりましたね。
――「meet in」に対し、お客様からはどのような反応がありましたか?
永田氏:商品説明に対するお客様の理解度が高まりました。アカウント不要で入出できる「meet in」なら、デバイスを2台以上使用して解説できます。たとえば、PCで資料を展開したり遠隔操作したりしながら、スマホのカメラで実際の商品を映して説明できます。
以前は、PCで遠隔操作しながら電話で説明していました。顔が見えないと相手が怒っているのか笑っているのか、また、話を理解しているのかもわからず、反応によってトークを調整することができませんでした。「meet in」で顔を見ながら説明や遠隔操作ができるようになり、先方からも「わかりやすい」とおっしゃっていただけています。
文字起こし機能も好評で、オーダーメイドのマニュアル作成に使ってもらっています。もちろん全体のマニュアルは用意しているのですが、自分たちにとって必要な部分だけを知りたがる方も多いです。私たちが「meet in」で喋った内容を文字起こし機能でテキスト化し、それをそのままマニュアルとして使っていただいているようです。
「meet in」を活用し、より良いセキュリティ商品を提案していきたい
――「meet in」を使って今後達成していきたい目標はありますか?
永田氏:セキュリティ商品に対し、お堅いイメージをお持ちの方も多いかもしれません。しかし、昨今流行しているオフィスの内装を見ても、デザイン性に優れた商材が注目されていることがわかります。
オフィスの一部となるセキュリティ商品も、デザインの良いものを適切な価格で提供していきたいです。「meet in」で相手の反応や顔色を見ながら話ができれば、ニーズに応える商品を提案でき、より多くの着地点を見つけられるのではないかと想像しています。
――最後に「meet in」の導入を検討されている方にアドバイスをお願いします
永田氏:「meet in」は相手の反応を見ながら、商品をより良く見せることができるツールです。オンラインや電話会議の温度差を縮めたい方や、口下手な人がアプローチを成功させるためにも活用できると思います。
――ありがとうございました。
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