株式会社アルテック
会社概要
- 事業内容
- 建物修繕、防水工事など建設業
- 設立年月
- 1977年11月
お話を伺った方
管理部 濱田 隼 様
取材日 2021年1月21日
「meet in」が時間と場所の制約を取り払ってくれた
建築プロ集団
アルテックの導入事例
神奈川県を拠点とする建築のプロ集団、 株式会社アルテック。
新築の防水工事から大規模修繕工事、改修工事まで、幅広い仕事を請け負い、横浜のランドマークや集合住宅、オフィスビルなど、年間1,000もの現場で建物を生き返らせてきた。
同社では2020年4月に発令された緊急事態宣言を受け、「meet in」を導入。当初は対面会議の代替手段として利用を開始したが、想定外の様々なメリットがあったという。
時間・場所などのコストを削減し、直行直帰が基本の現場社員と本社とをより密接に結びつけることにつながった「meet in」。その導入の決め手や実際の運用の様子を、管理部の濱田氏に伺った。
スマホがあれば誰でもすぐに使える 手軽さが「meet in」導入の決め手
――「meet in」の導入の経緯を教えてください。
濱田氏:私たちはお客様からの要望を伺ったり、協力業者の方との意見交換を行なったりと、色々な方々と一日に何度も打ち合わせをしています。
ですが、2020年4月に緊急事態宣言が出たことによって、対面での打ち合わせが難しくなってしまいました。打ち合わせができないと工期が延びてしまい、お客様や居住する方に多大なご迷惑をおかけしてしまいます。そのため、オンラインツールの導入を検討しはじめました。
――数あるツールのなかから「meet in」を選んだ理由を教えてください。
濱田氏:一番の理由は、その手軽さです。「meet in」は事前のアプリインストールや、管理者による設定も必要なく、スマホからでも簡単に会議に参加できます。この手軽さは非常に重要なポイントでした。
――「meet in」導入にあたって検討していたこと、また期待していたことなどはありますか?
濱田氏:コロナ禍においても会議を行うことが「meet in」導入の第一の目的でしたが、それに加えて、会議開催にともなう移動時間の短縮にも期待していました。現場から本社へは車で移動するのですが、渋滞などの交通状況によっては、会議の時間に間に合わないこともしばしばありました。それが「meet in」のおかげで、直前まで現場での作業を行なっていても、すぐに会議に出席できるようになっています。
――実際に使ってみていかがでしたか?
濱田氏:はじめのうち、音が上手くマイクで拾えないといった小さなトラブルはありましたが、すぐに使い方に慣れ、今ではみんな上手く使いこなしています。ITにさほど明るくない50代の社員がホストとなり、「meet in」での会議を開くこともあります。私自身、リモート会議の便利さを知ってしまい、一日に一度は「meet in」を利用しています。
オンラインでの会議に否定的だった社員も、対面での会議と特別な違いがないことを実感しているようです。「meet in」には資料共有やチャットなど、会議をスムーズに進めるための様々なツールが揃っています。特に便利なのが「共有メモ」機能。出席者全員に見える形でメモをとることができ、リアルタイムの議事録や、情報共有の掲示板代わりに活用しています。
会議参加にかかるコストをカット 「meet in」なら遠く離れた現場からでも気軽に会議に参加できる
――「meet in」の導入でどのような効果がありましたか?
濱田氏:弊社では、週次・月次で定例の社内会議を開催しています。これは重要な情報共有の場で、参加必須の会議です。そのためこれまでは、現場で働く社員の場合、仕事を早く切り上げ、車で本社に出向いてこの会議に参加する必要がありました。働く現場によっては移動に2時間ほどかかる場合もあり、移動時間や作業時間、さらには移動にかかるガソリン代や高速代といったロスが発生していました。
このような状態から「meet in」を導入したことで、オンラインでミーティングに参加できるようになり、移動にかかっていた様々なコストが大幅にカットできました。「meet in」なら、スマホと静かな空間さえあれば、場所を問わず会議に参加できます。現場を離れることなく、車の中から会議に参加して、再び現場に戻って作業する、ということが可能になっています。
会議の時間に追われることがなくなって心の余裕もできましたし、本当に必要な仕事に集中できる環境が生まれたと思います。日々の積み重ねで、工期の短縮にもつながっています。
また、これまで時間や場所の制約で会議に出られなかった社員も参加できるようになり、会議の出席率が改善しました。現場を抜ける必要がなくなったので、以前よりも気楽に必要な人を必要なだけ会議に呼べるようになりました。おかげで情報共有や意思決定がしやすくなったと感じています。
「meet in」によって来訪営業の80%をオンライン化に成功
――「meet in」導入による変化は数字にも現れていますか?
濱田氏:弊社にお越しになる営業の方との打ち合わせにも、「meet in」を活用していて、そのうちの80%が「meet in」で済んでいます。わざわざ足を運んでいただかなくても打ち合わせが可能になるので、今後は割合を100%に近づけていきたいですね。
――「meet in」を導入して良かった点はどんなことですか?
濱田氏:「meet in」導入によって、手軽にオンライン会議が開けるようになったり、移動にかかわるコストが削減できたりと、いくつものメリットが生まれています。
さらに思いがけないメリットとして、本社と現場との距離が以前より近くなったという点もあります。現場の社員は直行直帰が基本で、あまり本社の社員と会う機会がありませんでした。ところが「meet in」を通じて頻繁に顔を合わせることで、気軽に会話ができるようになり、顔色を見て健康管理ができるほどになりました。
完全在宅勤務の実現にも成功!システムの力で不可能を可能に変えていきたい
――「meet in」を使って今後達成していきたい目標はありますか?
濱田氏:今まで「密」を避けるために、やむを得ず中止していたような会議を「meet in」を使って開催していきたいです。
また、採用活動にも積極的に取り入れていこうとしている最中です。新型コロナウイルスの影響で、会社説明会や合同説明会が軒並み中止・延期になっています。学生さんたちに会社を知ってもらう機会をしっかりと作るべく、会社説明会も「meet in」を使ってオンラインで開催予定です。
「meet in」のおかげで完全在宅勤務を実現できる環境も整いました。今後は子育てなどの理由で出勤が難しい社員が、より柔軟な働き方を選択できるようになると思います。
今までできなかったことを、「meet in」というシステムの力で可能にしていきたいです
――最後に、「meet in」の導入を検討されている方にアドバイスをお願いします。
濱田氏:「meet in」は手軽に始められるサービスです。環境の構築や専門知識、機材も一切必要ありません。弊社のようにIT専門のチームがない会社でも導入できましたし、会社の規模を問わず使えるツールだと思います。
使い方に慣れるまでは上手く使えず失敗することもあるかと思いますが、「できなくても仕方ないよね」の精神でチャレンジして欲しいです。覚えようとすればだれでもすぐに使えるようになりますよ。
――ありがとうございました。
<取材・文・写真= 株式会社センターグローブ>
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