学校法人 上田学園 大阪総合デザイン専門学校
会社概要
- 事業内容
- デザイン系専門学校の運営
- 設立年月
- 1965年4月
お話を伺った方
キャリア・サポート・センター 宮本 浩一 様
取材日 2020年7月8日
生徒との繋がりやコミュニケーションをmeet inで実現。大阪総合デザイン専門学校の導入事例
50年もの歴史を持つ、大阪総合デザイン専門学校。
時代に必要とされる学校であり続けるという姿勢を失うことなく、経験豊富なカリキュラムをもとに、さらに質の高い教育を提供し続けている。また、デザイン専門教育の伝統校としていち早く漫画家を育成するなど、常に時代に合わせた人材を輩出してきた。
いま、デザイン業界を取り巻く環境は、テクノロジーの発展により、大きく変化している。これからは限られたスキルを身に付けるだけでは活躍できない時代。
そんな時代のニーズに合わせて領域を広げた学科編成を行い、デザイン教育の伝統校である実績を基盤に、次世代のデザイナー・クリエイターを育成している。
同校では、学生との面談に「meet in」を導入。
オンライン面談を通じて、学生とのコミュニケーションの時間を増やし、生徒の抱える不安や、近況をしっかり表情を見て知ることができるようになったという。
今回は大阪総合デザイン専門学校がどのように「meet in」を導入し、どのような効果があったのか、キャリア・サポート・センター 宮本 浩一氏にお話を伺った。
どんなものにも無駄はない。学生には何でも追求してやり切って欲しい
――宮本さんの所属されているキャリアサポートセンターはどんな事をされているのですか?
宮本氏:大阪総合デザイン専門学校はデザイン系の専門学校です。グラフィック・WEB・パッケージ・販促物など商品企画のデザインからスタートし、キャラクターや漫画、アニメ制作などの知識を、2年間かけて教えています。
我々キャリア・サポート・センターでは、学生の強みや持ち味、弱点に合わせたアドバイスをして、就職活動をフォローしています。
学生には、「何でも追求し、やり切ってください」といつも指導しています。どんな事でも無駄なことは何一つない。追求しやり切ることで、その先に何か次のステップがあるのではないか、という信念を持っています。
進路アドバイザーとして、卒業するまでに一人でちゃんと就職活動ができる状態にまで持っていくというのが最終的な目標です。
新型コロナウイルス感染拡大の対策としてのmeet in導入
――「meet in」を導入した経緯を教えてください。
宮本氏:新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、学生と接触することができなくなったので、どう改善していくかと色々考えたうえでの対応策として、「meet in」を導入しました。
僕らが言った事をちゃんと理解しているのかを表情や見た目で判断できる、言葉だけではなかなか伝えられない部分を、何かで補えないかと思っていたのです。
元々ネット検索して情報を集めているときに「meet in」を知り、最終的には我々の取引先からも「meet in」いいよって紹介してもらったのが決め手になって、導入しました。
画面を通して縮まった生徒との距離。シンプルなシステムは期待以上の効果をもたらした
――具体的な導入体制と導入理由について教えてください。
宮本氏:学生の個別面談に「meet in」を使っています。
電話だけだと学生の表情が見えないので、味気ないんですよね。冗談も言えず、言いたいことだけ言って相談だけして終了するような感じなので、なんか無機質な感じで。それが「meet in」を使うことで顔の表情とかも分かるし、実際に会って喋るのと変わらない状態になる。
たとえばふざけてみたり笑ったりしたら、緊張も緩和されるじゃないですか、そういうのは電話だけでは中々表現するのは難しい部分があったんですけど、それが画面を通すと劇的に改善しているかなと思います。
導入理由に関しては、画像が綺麗であることと、会話の状態が途切れないこと、あともうひとつ大きな理由はセキュリティがしっかりしている点ですね。これは学生の個人情報を扱うので、セキュリティがしっかりしていないと学校として学生に勧められません。安心して使うことができるのは大事ですよね。
――実際の使用感はいかがですか?
宮本氏:正直に言います、期待以上です!
キャリア・サポート・センターの職員やキャリアカウンセラーも使用していますが、みんな大絶賛です。
理由は、システムがシンプルだから。単純にこちら側からURLをメールで送って、相手はそれをクリックするだけ。学生は1アクション2アクション3アクション、5つくらいあったらどっかで必ず間違えます。(笑)だからアクションが少ない方がいいんです。
「meet in」は、その1アクションのみ。しかも一度カメラとマイクの許可だけ出せば、ほぼ何もすることがない。学生にとって嬉しいですよね。
また、使う側の方の意図によって色々変化させることができるんだなというのが、この「meet in」を使っているうえで感じる印象です。
世の中には、他にも沢山ツールがあると思うのですが、色々な機能が付加されていますよね。便利かもしれないけれど、システムやアプリに人が使われていると思うのです。要はシステムやアプリに人間が合わせていっているような感じ。だからこそトラブルがあった時によく分からなくなってしまう。何がトラブルか分からなくなってしまって、結局ごめんなさいとなってしまうパターンに・・・。
たとえ機能数が少ないシステムやアプリでも、使う人次第で工夫ができる。使われるのでなく使うことでこそ、サービスに満足感を得られるのだと思います。その点で言えば「meet in」はシンプルにシステムが作られているので、人が使う側になれるんですよ。そこが大きな点かなと思います。
顔が見えることの安心感。生徒の不安も解消され、壁がなくなった
――「meet in」の導入でどのような具体的効果がありましたか?
宮本氏:個別相談するうえで、我々が学生にしっかりした情報を伝えることができるようになりました。こっちから発信する情報にブレがなく、学生が悩むことが無くなったと思います。
前はみんなテレビ電話だと恥ずかしいからって電話で相談されていたのですけど、「meet in」を使うようになってから、そういう壁がなくなってきたように思います。
まだスタートしたてなので、面談数は1週間に10人くらいですが、1学年250人いるので、最終的には100人くらいに増えていくと思います。
留学生も多いので、顔が見えて話すと安心してくれるようで、そういったメリットもありますよね。確実に面談の件数は増えていますよ。
――では逆に「meet in」を使用して見えてきた課題はありますか?
宮本氏:課題はいくつかあります。
カメラは今一台しか認識できないので、今後は2台以上認識してくれるようになったら嬉しいなと思います。
将来的にこのシステムを学生の授業で使うようになった場合、手元も映せるといいなと思います。デザインの授業があるので手元の描いているところを見せたいんですよ。そこを表現するために、カメラを増やして欲しいなと思います。
進路相談や就職活動。meet inを使ってやりたいことは山ほどある
――――今後の展望をお聞かせください。
宮本氏:今後は学生の進路相談にも「meet in」を使っていこうと思います。
また、9月末からスタートが決まっているのですが、学生に2つアカウントを貸し出して就職活動にも使う予定です。
今、コロナの影響で求人が減っているのです。企業からしたら求人を出したいけど将来が見えないし、第二波第三波の恐れからまた休業するかもしれない。求人が前向きに出せない状況になっています。
そんななか、学生から企業にアプローチしてもらう手段の一つとして、メールや「meet in」を使って就活をさせています。「meet in」を使ってどんどん自分を売り込んでもらおうと思っているのです。
さらに、企業との交渉でも使うことが決まっていますし、「meet in」を活用した商品提案を学生に考えさせていいのかなと思っています。
やりたいことは山ほどありますね(笑)
対面よりオンラインの方が本音を言ってくれる気がする
――「meet in」の導入を検討されている方にアドバイスをお願いします。
宮本氏:営業で使われるのであれば、「meet in」で交渉することによって効率が良くなると思います。移動時間も無くなりますし、経費削減にもなりますよね。
また、対面よりオンラインの方が逆に本音を言ってくれることもあります。
うまく「meet in」を自分のところの業務に取り入れるためには、自分たちがどうすべきか、どう変わっていったらいいのかと考えていくと、使い方は無限に広がると思います。
今の業務はどんな業務で、「meet in」を使うとこうなる、そのときに俺たちはどう変わっていったらいいのかなど、そう考えていってもらうと使う選択肢はとても広がると思います。
また社内ミーティングにも「meet in」を使用することで移動の手間が省け、かなり効率化されるようになりました。緊急事態宣言発令時には在宅勤務のスタッフもいたので、「meet in」を使って保険相談のシミュレーションを行い、商談スキルを高めることもしていました。
――――ありがとうございました。
<取材・文・写真= 株式会社センターグローブ>
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