株式会社J2コーポレーション
会社概要
- 事業内容
- 教育機関向けコンサルティング事業
- 設立年月
- 2017年11月2日
- 利用用途
- 授業
お話を伺った方
教室責任者 阿部 淳一 様
取材日 2020年7月6日
オンライン授業を「meet in」で迅速に実現。個別指導塾ベストワンを運営する株式会社J2コーポレーションの導入事例
私学経営サポート事業を展開する株式会社J2コーポレーション。
私学組織の変革、再構築、マネージメントを行う他、個別指導塾ベストワンも運営している。
同社では「meet in」を導入したことで在宅でのオンライン授業が可能となり、講師の自宅から授業を実施している。オンライン授業をいち早く取り入れたことで、生徒の学習継続だけでなく、講師の安全を確保することに成功した。
今回は株式会社J2コーポレーションが「meet in」を導入して現れた効果や変化、あわせて導入に至った背景などを、教室責任者である阿部淳一氏に伺った。
オンライン授業をいち早く取り入れ生徒と講師に安全な環境を提供
――「meet in」を導入することになった背景や、抱えていた課題を教えてください。
阿部 淳一氏(以下、敬称略):1番大きなきっかけは、4月に発令された緊急事態宣言ですね。これまで通り塾に通うことができなくなり、対面で子どもたちに学びを与えられる機会がなくなってしまうことに危機感を覚えました。
子どもたちは、学校機関でも与えられた課題を再び紙媒体で配布されるという勉強法が中心で、meet inのシステムのようなオンラインライブ授業を導入している学校はわずか5%に過ぎません。そこで、きちんと講師と生徒が顔を合わせた学習環境を作ってあげたいと思ったんです。とはいえ、命の安全も保証もしなくてはなりません。そこで「meet in」を導入してオンライン授業をスタートさせることにしたんです。5月はすべて授業をオンラインで実施していました。
決め手は圧倒的に簡単で安全な仕様。導入に手間がかからず高いセキュリティがあるのは魅力だった
――実際に、「meet in」を導入してみてどのような効果がありましたか?
阿部:以前、他社のオンラインミーティングツールも使用したことがあったのですが、操作に手間がかかってしまうのが難点でした。「meet in」を導入した後は、操作が圧倒的に楽になったのが、まず1つ目の効果です。
「meet in」であれば、手元の教材をそのまま映し出し、大事な部分にマーカーも引くことも可能です。さらにセキュリティ面もしっかりしていて不要な広告なども出てこないので、安心して使うことができます。
オンラインだからこそコミュニケーションが活発になることも
阿部:またオンラインだからこそ、コミュニケーションが活発に取れるようになった生徒がいるのも大きな効果です。オフラインの授業だと、なかなか手を挙げることができない子でも、オンラインであれば生き生きと自分から発言できるようになった生徒が何人もいます。
今後は週に2回の授業のうちの1回だったり、追加科目があったりする場合の授業はオンラインで実施することも検討しています。オフラインの授業が再開できたとしても、またいつ外出できない状況になるかわかりませんよね。でも、ベストワンではオンライン授業の体制が整っているので、いつでもオンラインに切り替えられるのは安心感があると思います。
さらに生徒たちがオンラインで授業を受けることは一時的な対策ではなく、今後のパフォーマンス向上にも役立つと考えています。今後は入試や就職活動もオンラインで行われるのが主流になっていくはずです。オンラインでのコミュニケーションに慣れている子はスムーズに話せますので、その準備になるのではないかと考えています。
今後は遠方の先輩から直接指導を受けることも可能になる。これからはオンラインの時代に
――今後、「meet in」を活用した施策として考えていることはありますか?
阿部:今後は四国の教室展開をさらに広げていこうと考えています。四国の学生は関西の学校へ進学を希望する意向が高いので、「meet in」を活用して実際に関西の大学に通う学生の授業を受けられれば、モチベーションが高まりますし、実際の大学の様子も聞けますよね。学部の偏差値だけで大学を決めるのではなく、やりたいことを実現できる学部探しにも繋がると思います。
また、関西の生徒が東京の大学を志望校としていても、指導するのはどうしても関西の方になってしまいます。しかし「meet in」を活用すれば、志望する東京の現役大学生から指導を受けることが可能になるので、場所を問わないオンラインならではのメリットを活かして、授業のスタイルを広げていけたらと考えています。
働き方5.0(withコロナ)に向けての新しいビジネスモデルの構築のため、オンラインシステムをいち早く導入しましょう!
――最後に、「meet in」導入を検討されている企業様にアドバイスをお願いします。
阿部:これからはオンラインでの講義や商談が増えてくる時代だと思います。なので、まずは実際に使ってみることが大事。我々も実際に導入したことで、オンラインの授業展開をすぐに実現することができました。さらに、一歩踏み出せたことで、次のステップを考えられると実感できました。今の世の中はオンラインでのやりとりや在宅ワークが増え、ビジネスモデルを変えていかなければいけない時代です。可能性があるならば、まずは使ってみることが大事だと思いますね。
――ありがとうございました。
<取材・文・写真= 株式会社センターグローブ>
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